【人物デッサン講座】デッサンって必要なの?

こんにちは。アトリエ観稀舎の画家・奥田みきです。

ご受講いただく方から、「デッサンは必要ですか?」というお問い合わせをよくいただきます。

 

私の講座では、具象(人物や動物などの現実に存在する対象物)を描きたい方には、デッサンが「必要」と考えています。

今回は「デッサン」について書かせて頂きましたので、受講を検討されている方は是非お読みください。

アトリエのデッサン講座

「デッサン」と聞くと、美術系の受験で求められるような高度で難しいデッサンを想像される方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、あのレベルに到達するには、数年かけて何百枚もの練習が必要になります。

ですが、私の講座では、大人の方でも無理なく始められる「入り口」となる内容をご用意しています。

実は私自身も、専門学校でデザインを学んだ後、プロとして活動する中でデッサン力の必要性を痛感し、改めて講座に通って学び続けた経験があります。

この講座では、「イラストに必要なデッサンのエッセンス」を抜き出し、誰でも取り組みやすい形でお伝えしています。

受講を通して、具象的なモチーフを描く力を身につけることができます。

デッサンは練習が不可欠

アトリエのデッサン講座は、一般的なデッサン講座に比べて比較的短時間で受講できますが、それでも講座の時間内だけで完璧なスキルを身につけるのは難しいものです。

講座の受講後は、自主練習を重ねることで、自由に描けるレベルへと確実に上達していくことができます。

「人物の描き方講座」では、モデルがいない状態でもイラストとして人物を描けるようになる方法をお伝えしています。

基本的には、第1回で顔の描き方を、第2回で全身の描き方を学ぶ構成です。

通常であれば、これらを習得するには何倍もの時間がかかりますが、本講座では2回セットで効率よく学べるよう工夫しています。

描き方の基本に必要な要素を厳選しているため、初心者の方でも無理なく取り組んでいただけます。

デッサン講座に向かない方

このデッサン講座は、私が講師を始めてから25年ほどになりますが、多くの方々に受講いただいています。

しかし、中にはデッサン講座に向かない方もいらっしゃるので、あえてここでお伝えしたいと思います。

「1回の講座で完璧な人物画が描けるようになりたい」という方や、講師からの多くの修正に抵抗のある方には、本講座はあまりおすすめできません。

初めは形を正確にとるのが難しいかもしれませんが、限られた時間で効率よく学んでいただくために、講師からの修正は多めになります。

また、「自由に描きたい」というスタンスを重視されている方にも不向きです。デッサンには基本となる約束事があり、それを学んでいただく講座ですので、独自の描き方を優先したい方には合わない可能性があります。

 

デッサンには添削が不可欠

 

「形が歪んでいる」という問題は、デッサン初心者にとって理解しづらいことが多いため、自分だけで判断するのは難しいものです。正しく理解し上達するためには、自分で描いた作品を添削してもらい、そのフィードバックをもとに再び描いてみる、という繰り返しが効果的です。

当講座では現在、通信での添削は行っておりませんが、次回の講座に自主練習の作品をお持ちいただければ、無料で添削いたします。

どれくらい描けば上達する?

「どれくらい描けば上達しますか?」というご質問をよくいただきますが、正直なところ、それは「人による」としかお答えできません。

上達が早い方もいれば、なかなか感覚がつかめずに時間がかかる方もいます。

特に人物画は、絵の中でも最も難しい分野のひとつです。「自由に人物を描ける」ようになるには、やはり数年はかかると思ってください。

実際、私自身も何年もかけて取り組んできました。

多くの方が、スケッチブック1冊を描き終える前に練習をやめてしまいます。でも、続けることでしか得られない力があります。

大切なのは、情熱を持って描き続けること。少しずつでも手を動かしていれば、必ず上達は見えてきます。

 

まずは気楽にデッサンをスタートしてみてくださいね!
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